姿勢が良い人は、見た目にも美しいと感じます。
しかし、姿勢の良さを意識したがために、正しくない姿勢になることもあるのですが、ご存知でしょうか。
それは反り腰です。
反り腰って、前屈みとか猫背のようにあまり聞かない名前…。
そのためどのような姿勢なのか、なぜ反り腰になるのかわかりづらいですね。
そこで、ここでは反り腰って?や反り腰の原因、その治し方についてなどをご紹介していきます。
今、反り腰について気になる方は必見ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
腰痛の引き金にもなる「反り腰」とは?
反り腰とは骨盤が前に傾き、腰が反り返っている状態です。
反り腰は腰痛の引き金にもなるのですが、そもそも私たちの背骨はS字カーブを描いています。
ところが反り腰は腰が反り返っているため、腰部あたりでS字カーブが崩れています。
つまり、体の中心となるはずの腰部が正常な場所に収まっていないため、体のバランスが崩れてしまい、腰が反ってしまうのです。
では、なぜ反り腰が腰痛を引き起こすのでしょうか。
それは反り腰になったときに、背中腰部の筋肉が緊張して収縮し、凝り固まってしまうからです。
腰に負担がかかっているため、血流が滞って凝りを生じさせているのです。
反り腰になるとお尻が後ろに出っ張った状態で、良い見た目とはいえません。
それにポッコリお腹になりやすかったり、足の冷えやむくみが引き起こったりしますので、反り腰にならないように、気を付けなければなりませんね。
「反り腰」になる原因
反り腰になる原因には、様々なことが考えられますが、主に3つのことが挙げられます。
1つは筋肉の衰えによるものです。
私たちの体は、背骨とお腹や背中の筋肉によってS字カーブを描いたきれいな姿勢を作っています。
ところがお腹や背中の筋肉が衰えると、筋肉が収縮したり骨盤が前に傾いたりしてしまいます。
そうすると、反り腰の状態を引き起こしてしまうのです。
また、ほかに反り腰の原因には、急激に太ることも挙げられます。
太るとお腹が出てしまいますね。
するとお腹の重みで体が前に傾きますので、体のバランスを取ろうとして反り腰になってしまいます。
また、反り腰の原因には、ヒールの高い靴をよく履くということが挙げられます。
ヒールの高い靴は、履いていると体が前に傾きますが、そうすると体のバランスが崩れやすくなりますので、そうならないように自然に体が後ろに反るようになります。
反り腰の状態が、作られるということになるのです。
反り腰を治す2つの方法
反り腰の改善には様々な方法がありますが、しっかりと治すためには反り腰になった姿勢を改善することと、背中や腰の筋肉を鍛えることが大切です。
とはいえ、体に無理になる方法を取ることには注意しなければなりません。
そこでここでは反り腰を治すために、ストレッチで反り腰を改善する方法とインナーマッスルで反り腰を改善する方法の2つをご紹介します。
反り腰のままだと腰痛を引き起こすほか、坐骨神経痛や胃下垂、O脚などを引き起こします。
それに見た目にも、ポッコリお腹が目立って良くないし…。
反り腰は、一見姿勢が良いようですが、良くない状態なのです。
美しいS字カーブを描く正しい姿勢になり、体の不調を招かないためにも反り腰を改善しなければなりません。
改善方法は決して難しくありませんので、頑張って反り腰改善を目指しましょう。
ストレッチで反り腰を改善
ストレッチは正しい姿勢に改善するためにもおススメですが、血流が良くなり凝りの改善も期待できます。
ぜひ積極的に行っていきましょう。
反り腰改善のストレッチ①
- 床に肩幅の広さで手をつき、四つん這いになります。
- 手と足の4点を床にしっかりつけて、お腹をのぞき込むように背中を丸めます。
- お腹は意識してへこませ、30秒~1分ほどキープします。
反り腰改善のストレッチ②
- 床に座り、両足の裏をお互いに向かい合せます。
- 背筋を伸ばし、手でふくらはぎあたりをつかみます。
- お腹をのぞき込むように背中を丸めます。
- お腹は意識してへこませ、30秒ほどキープします。
反り腰改善のストレッチ③
- 床に座り、両膝を軽く前に曲げます。
- 手で足の指先をつかみ、頭を膝に付けるように背中を伸ばして体を丸めます。
- 30秒~1分ほどキープします。
インナーマッスルで反り腰を改善
インナーマッスルは体の奥深い部分の筋肉で、背骨がまっすぐになるように支える役割をします。
骨盤も安定させるのですが、この筋肉が鍛えられていると正しい姿勢をキープすることができます。
インナーマッスルの鍛え方①
- 床に気を付けの姿勢で、仰向けに寝ます。
- 両足の膝はまっすぐに伸ばして、10回ほど足を片方ずつ上下させます。
- 片足を上げ下ろししたら、お腹に力を入れて両足を一緒に30回ほど上下させます。
インナーマッスルの鍛え方②
- 床に仰向けに寝て、両足の膝を立てて両手を膝の上に置きます。
- 息を吐きながら、体をゆっくりと起こします。
- 起こした姿勢で5秒程度キープします。
- 息を吸いながら、体をゆっくりと仰向けの姿勢に戻します。
インナーマッスルの鍛え方③
- 床に仰向けに寝て、両足の膝を立てます。
- 息をゆっくりと吸いながら、お腹を膨らませて5~10秒程度キープします。
- 息をゆっくりと吐きながら、膨らませたお腹をへこませて5~10秒程度キープします。
まとめ
人の見た目は、姿勢が左右するといっても過言ではありません。
正しい姿勢でいると、見た目も美しいということです。
ところが姿勢を意識するあまり、反り腰になってしまうと見た目の美しさは損なわれてしまいます。
そのため反り腰を治すのは、早めに実行したいですよね。
ここでは、反り腰の改善に必要なポイントを2つに絞りましたが、いずれも簡単な方法です。
すぐに反り腰の改善につながるわけではないかもしれませんが、コツコツと実行すると反り腰改善は高く期待できます。
ですので、美しい姿勢を目標にしてぜひ試してみてください。
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