私たちは日常生活の中で様々な動作を行いますが、その中でもしゃがむという動作はどのくらい行うでしょう。
しゃがむ動作をするときには、床にあるものを取るとかソックスをはくときとか、何らかの目的があるものですよね。
ところがそんな目的を達成させるためのしゃがむ動作を行うときに、足首が痛いと感じる人が少なくありません。
しゃがむときには足首に負担はかかりますが、痛いと感じるなんてなぜなのでしょうか。
足首に何か異変があるのでしょうか…。
不安ですよね。
そこでここでは、しゃがむと足首が痛いと感じる原因と、改善法をお伝えしていきます。
「しゃがむと足首が痛い」の原因は?足首が硬くなっている
しゃがむと足首が痛いの原因は、主に足首が硬くなっているためということが言えます。
足首が硬いと、しゃがむと痛いほか、困ったことが起こります。
うまくしゃがめませんし、しゃがもうとしたときに足首が痛いため、よろよろとよろけてしまったり、つまづくことが多くなったり…。
それでケガをする恐れも出てきます。
それでなくても足首は、私たちが様々な動作を行う上で大切な役割をしています。
かかとに力を入れて立つ場合には、前の足首を深く曲げて、後ろの足首を伸ばさなければなりません。
つま先立ちで立つこともありますが、このときには前の足首を伸ばし、後ろの足首を曲げる必要があります。
前後左右に自由に動くためには、足を外側に回したり内側に回したりして、足首が柔軟でなければ動きにくいです。
走っていて急に止まる場合には、足首にぐっと力を入れて踏ん張らなければなりません。
日常の動きではこのようにいろいろな動きがありますので、足首が硬いと安心して日常生活を送ることができませんよね。
足首が硬くなる原因
私はしゃがむ動作を行うときには膝を深く曲げて、ゆっくりとしゃがみます。
というのもしゃがむときには足首が痛いというか、硬くて自然にしゃがめないからです。
足首が硬いということは「本当に困るなあ」と思いつつ、そもそも足首が硬いのはなぜなのか私自身わかりませんが、足首が硬くなるには様々な原因があります。
原因が様々あるからこそ、私のようにどうやって足首が硬くなったかわからない人も多いですが、調べてみると足首が使われていないことが挙げられます。
そしてそこには主に2つのことが原因として言えます。
ふくらはぎの筋肉が伸びる機会が少ないことと、洋式の生活が多くなり「しゃがむ」ことです。
そこで、ここではその2つのことについてお伝えしていきます。
ふくらはぎの筋肉が伸びる機会が少ない
足首が硬くなる原因は、ふくらはぎの筋肉が伸びる機会が少ないため、足首周りやふくらはぎの筋肉が硬く緊張していることが挙げられます。
ふくらはぎは私たちが歩いたり、走ったり、ジャンプしたりといった動作をするときに、働いてくれる筋肉です。
これらの動作のときに、伸び縮みをする筋肉なのです。
ところが一昔前に比べると、歩いたり、走ったり、ジャンプしたりといった動作が少なくなっています。
なぜなら移動するときには乗り物に乗りますので歩くことが少ないですし、最近の日常生活の中では走ることもジャンプすることもさほどありませんよね。
ということは、ふくらはぎの筋肉を使う機会が少ない…。
つまり、ふくらはぎの筋肉を使う機会が少ないと、ふくらはぎの筋肉が伸びる機会と少ないということになります。
そのために、足首が硬くなるというわけです。
洋式の生活が多くなり「しゃがむ」ことが少ない
足首が硬くなる原因は、洋式の生活が多くなり、「しゃがむ」ことが少ないためということも挙げられます。
例えばトイレは和式ではなく洋式…。
床に直接座るのではなく、椅子を使う…。
寝るときには床に布団を敷くのではなく、ベッドで寝る…。
これらのような洋式の生活の中で、しゃがむ機会はどのくらいあるでしょうか。
膝にかける負担は少ないですから、膝には良いのかもしれません。
しかし、洋式の生活ではしゃがむという動作はほとんどしなくてもよいのですから、足首を使う機会も少なく、足首が動く範囲が狭くなってしまいます。
つまり、足首の動く範囲は前後、左右、上下ですが、洋式の生活が多くなると足首の柔軟性が低くなり、動く範囲が狭くなるということになるのです。
足首が硬いのは、このようなことも原因になります。
硬い足首を柔らかくするストレッチ法
足首が硬いと足首が痛むことが多いですが、足首が痛むと日常の生活がしにくいですよね。
そこでここでは、硬い足首を柔らかくするストレッチをご紹介します。
ストレッチ①
- 椅子に座り片方の脚を直角に曲げて、その脚の太ももの上にもう片方の脚の足首を乗せます。
- 手で太ももに乗せた足の指をしっかりと持ち、足首をゆっくりと20回~30回程度回します。
- その後、反対側に足首を20~30回程度回します。
- 元の姿勢に戻し、逆の脚も同様のストレッチを行います。
ストレッチ②
- 壁に手をついて立ち、片方の足を後ろに一歩移動させます。
- 後ろに移動させた足のかかとを浮かせないようにして、その足の膝、足首、ふくらはぎをゆっくりと伸ばします。
- そのままの姿勢で、30秒程度キープします。
- 元の姿勢にゆっくりと戻し、逆の脚も同様のストレッチを行います。
まとめ
しゃがむという姿勢は、日常生活の中で何気なく行う姿勢で、自分では意識せずに回数を重ねて行うものですね。
そのため「しゃがむと足首が痛い」となれば、なにかと困るところですが、その原因は足首が硬いということにあります。
そのためここでは、簡単に足首を柔軟に動かせる簡単ストレッチをご紹介しました。
足首の硬いのを改善する方法は様々にありますが、ここでご紹介したストレッチは長い時間を必要としたり、道具を用意したりするものではありません。
どんな方にでもお試しいただけるものですから、ぜひ行ってみてください。
回数を重ねてストレッチを行えば、足首の柔軟性は高くなることが期待できますからね。
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